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「あにぶ」のライター・タングステンが「二次元」について好きに自由に書くブログ

2017秋アニメ (個人的に)良作を紹介する

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この記事は2017年10月に執筆した記事です。内容は基本的に執筆当時のままなので、その点を留意の上でお読みください。

 

みなさん、こんにちは。

タングステンです。

  

さて、今回は2017年の秋アニメの紹介記事を書きます。

2017年秋アニメも放送がはじまってからだいたい1ヶ月が経とうとしています。話数でいうと、3話目か4話目にあたりますね。そろそろ、見切りをつけられるアニメが出てきはじめることでしょう。

 

今期開始時点で、筆者は35作品を視聴することを決めました。現在も35作品すべてを視聴しています。

なお、35作品のうちの2作品は前期(2017年夏アニメ)から継続して放送している作品です。

 

今期のアニメも様々ありますが、筆者が個人的に「イイ...!」と思った作品を紹介していこうと思います。

 

ブレンド・S

まずはこちら、「ブレンド・S」です。

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ブレンド・S」キービジュアル

ブレンド・S」は「まんがタイムきららキャラット」で連載中の原作をもとにテレビアニメとして放送を開始しています。

いわゆる「きらら枠」の作品です。

 

主人公はキービジュアルの右側にいるピンク色の服を着ている女の子・桜ノ宮苺香(CV:和氣あず未)です。

 

本作はカフェ「スティーレ」で働く人々の日常を描いている作品です。

 

本作の面白いところは、「スティーレ」で働いているウェイトレス(ホール担当)の女の子たちがみんな一つの「属性」を付与されているということです。

わかりやすく言うと、働いている女の子はみんな一つのキャラクターを演じながら接客を行なうということです。

 

たとえば、主人公の苺香は「ドS」キャラを演じています。普段の苺香の性格は「ドS」ではなく、むしろやさしく謙虚な感じです。

ただ、作中では「目つきが悪い」とされており、そのせいでいろいろとうまくいっていないそうです。「スティーレ」で演じる「ドS」キャラに目つきの悪さがうまくマッチしてしまっています。

 

この作品のイイところは、普段の性格と業務中に演じているキャラクターのギャップです。業務中にキャラクターを演じているとはいえ、心のなかは普段の性格です。業務中のモノローグに本人の素が出ているところに萌えますね。

 

また、本作は「きらら枠」の作品にしては珍しく男性キャラクターが登場します。

きらら枠=男性のいない世界」というイメージが先行していたため、はじめは新鮮に感じましたが、男性キャラクターの存在が物語のよいアクセントになっています。

 

どつき漫才」の殴られ役や話のオチ、ほどよいボケなど物語のなかでかなり便利に使われているように思います。男性キャラクターが物語のなかでうまく立ち回ることで作品のテンポが良くなっているように感じますね。

 

ブレンド・S」は人から「今期の作品でなにがオススメ?」と聞かれたときにオススメする作品です。基本的にだれでもたのしく見ることができると思います。

 

みなさんもぜひご覧ください。

 

このはな綺譚

次はこちら、「このはな綺譚」です。 

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TVアニメ『このはな綺譚』公式サイト

このはな綺譚」は「月刊バーズ」で連載中の原作および「コミック百合姫S」(2010年休刊)で連載していた「此花亭綺譚」をもとにテレビアニメとして放送を開始しています。

作者の天乃咲哉さんのTwitterに連載雑誌を移った際の経緯などがもろもろ書かれています。

 

主人公は上記画像の一番右側にいる女の子・(CV:大野柚布子)です。

 

本作は温泉宿「此花亭」で働く狐っ子たちの日常を描いた作品となっています。

 

本作の面白いところというと難しいですね。

というのも、筆者がこの作品を見てはじめに感じたのは「綺麗」でした。

 

本作はとにかく綺麗です。

街並みや背景もそうですが、キャラクターの描き方が非常に丁寧です。

 

それなので、面白いというよりは美しいと表現したほうが適切なように思います。

 

この作品のイイところは、狐っ子和服百合ですね。

筆者の好きなものがすべて凝縮されています。なぜ今までこの作品に出会えていなかったのかと思うほどにはドストライクな作品です。

 

筆者の個人的な趣味になるのですが、筆者は狐が大好きです。動物の狐も狐っ子も好きです。動物園に行けば狐を見ますし、狐耳のキャラクターを見つけたらつい見てしまいます。

 

このはな綺譚」の狐っ子たちは特に筆者の琴線に触れました。

 

あの狐耳は作者が相当こだわっているのではないかと思います。ピンとたった耳、ちょっと垂れめの耳。

 

すばらしいですね。

 

 

そして和服。正確には仲居さんですね。

筆者は和服のキャラクターが好きなのですが、そのなかでも特に仲居さんが好きです。

 

なんというか、仲居さんの丁寧な接客にとても魅力を感じます。そして、仕事以外の部分を垣間見て、より一層グッときます。

 

仲居さんと似ている仕事としてメイドさんがありますが、筆者的にはなにかが違うのです。どちらも接客・奉仕という点においては同じなのですが、どこか異なるように感じます。

決して、日本人だからとか「和の心」がどうだとかという理由ではありませんが、やっぱり仲居さんに良さを感じてしまいます。

 

あと、筆者は百合が好きです!

 

なにがきっかけで百合を好きになったのかはあまり覚えていませんが、気づいたときには百合が好きになっていました。

 

筆者が好きな百合は作品としての百合です。リアル世界、つまり3次元の百合に興味はありません。

 

ただ、社会学の視点から同性愛を考察するという意味において、リアル世界の百合(レズビアン?)への興味関心があります。この場合の興味関心はあくまでも研究対象としての興味関心です。

 

2次元の百合が好きな理由は、その綺麗さです。

女の子と女の子のやりとりによって生まれる百合ですが、とにかくそこには美しさがあります。それこそ、作り物、芸術作品としての美しさをそこには感じます。

 

このはな綺譚」における百合描写は、作品の美しさと相まってより綺麗なものになっています。「百合」という一言で片づけてしまうのがもったいなく感じるくらいです。

 

 

とにかく、「このはな綺譚」は私にドストライク、クリティカルヒットな作品です。

 

みなさん一度見ることをおすすめしますよ。

 

Infini-T Force

最後にこちら。

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Infini-T Force」キービジュアル

カッコイイ...!

というわけで、最後に紹介するのは「Infini-T Force」です。

 

Infini-T Force」は「月刊ヒーローズ」で連載されている原作をもとにテレビアニメとして放送しています。

ただ、「月刊ヒーローズ」で連載しているマンガのストーリーと今回のアニメのストーリーは異なるらしいです。2018年の2月には劇場版が上映されることが決定しています。

 

本作はタツノコプロ創立55周年を記念して制作されるアニメです。

 

登場キャラクターにはタツノコ作品に登場する4人のヒーローがいます。

それぞれ、ガッチャマン/鷲尾健(CV:関智一)、テッカマン/南城二(CV:櫻井孝宏)、ポリマー/鎧武士(CV:鈴村健一)、キャシャーン/東鉄也(CV:斉藤壮馬)となっています。

 

筆者はタツノコヒーローに詳しいわけではないのですが、1話を見て「めっちゃカッコいいな!」と思いました。

 

タツノコ作品のリメイクというと「ガッチャマン クラウズ」がありますね。筆者は「ガッチャマン クラウズ」も好きですが、「Infini-T Force」も好きになりそうです。

 

本作の面白いところは、独特な3Dアニメーションによる繊細なモーションです。

このタイプの3Dアニメーションは最近になって作られるようになってきたように感じます。3Dアニメーションで用いられているキャラクターモデルは幾分かリアルに寄ったものになっています。

 

下世話な話で申し訳ないのですが、筆者のなかで3Dアニメーションのキャラクターモデルというと、3Dエロアニメのイメージがあります。それなので、はじめは本作のヒロイン・界堂笑がいかがわしい映像に登場するキャラクターにしか見えませんでした(笑)

 

さて、話をもどしましょう。

 

繊細なモーションについてですが、本作ではモーションアクターを起用しているそうです。モーションアクターの動きに合わせてキャラクターを動かしているので、キャラクターの動きがリアルなものになっています。

 

特に戦闘シーンのモーションはすばらしいです。

モーションアクターの動きをもとにキャラクターが動いているので、動き方に無理がなく、超人的な動きでありながらも、実に自然なモーションになっています。

戦闘シーンは一見する価値がありますよ!

 

あと、本作は完全に「おっさんホイホイ」だと思います。

筆者も父親に勧めてみたのですが、今は筆者よりもハマっています。

 

今の40~50代はタツノコヒーロー直撃世代なので、「Infini-T Force」を見るとかなり興奮するのではないかと思います。

 

作中の描写も少年心を揺さぶるものが多いため、無性にアツくなります。

 

ちなみに、父親は毎週「Infini-T Force」を見るのを楽しみにしています。

楽しみすぎて筆者に「『Infini-T Force』はまだか?」とたびたび聞いてきます。

 

勧めた筆者が言うのもなんですが、ここまでハマるとは思っていなかったのでびっくりです(笑)

 

もちろん、筆者自身も非常に楽しく視聴しています。

 

Infini-T Force」は大人から子どもまで、幅広い年代の人が一緒に楽しむことができる作品だと思います。本作をきっかけに家族の会話が増えるかもしれないですよ?

 

さいごに

今回は「ブレンド・S」「このはな綺譚」「Infini-T Force」の3作品を紹介しました。

 

もちろん、ほかにもイイと思う作品はあるのですが、今回は特に筆者の琴線を揺さぶった作品、かつ2期など続編として放送している作品以外から3作品を選ばせていただきました。

 

この記事を読んでくださっているみなさんも上記の3作品を見てみてください。

一度見て吟味したうえで、視聴を続けるかどうかを判断してもらえれば幸いです。

 

今回はここまでにしましょう。

それでは(^^)/